最初に共有したい6つの条件
見積りの精度は、デザイン画像の枚数よりも、用途と量産条件が明確かどうかで変わります。観光案内所、道の駅、ミュージアムショップ、ホテル売店では、求められるサイズ、台紙、価格帯が異なります。
- 販売場所と想定する購入者
- 完成サイズと希望重量
- 1デザインごとの予定数量
- 地名・施設名・ロゴの表示方法
- 台紙、JANラベル、個装の有無
- 希望納期と発売予定日
写真から3Dレリーフを作るときの考え方
正面写真だけでは奥行きや背面形状を判断できないため、側面や斜め方向の資料があると造形精度が上がります。建物はすべてを細密に再現するのではなく、屋根、窓、看板など識別しやすい特徴を選び、厚みの中で強弱を付けます。
細すぎる鳥居の柱、木の枝、文字の突起は、金型から取り出す工程や輸送中に破損しやすくなります。デザインの印象を保ちながら、量産できる太さと高さへ調整することが重要です。
磁石・背面・製品重量を一緒に設計する
磁力だけを強くしても、製品の重心が前方に寄りすぎると冷蔵庫面で回転したり滑ったりします。レジン本体の重量、背面の平滑性、磁石の直径・厚み・個数を組み合わせて確認します。塗装や接着剤が磁石面に回り込まない工程設計も必要です。
MOQとシリーズ展開
標準MOQは500個/1デザインです。仕様により300個から相談できる場合があります。複数地域を同時開発する場合は、外形、厚み、磁石、台紙サイズ、彩色ルールを共通化すると、シリーズとしての統一感と生産効率を両立しやすくなります。
見積りに含めて確認する項目
本体単価だけでなく、3Dデータ、原型、金型、彩色サンプル、台紙印刷、JANラベル、個装、アソート、検品条件、輸送梱包を分けて確認します。発売日が決まっている場合は、承認に必要な日数も含めた逆算が必要です。
